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2025.11.26
スイス・ル・ロックルで時計職人 ジョルジュ・ファーブル=ジャコ(Georges Favre-Jacot) が創業。
当時としては画期的な「**マニュファクチュール(自社一貫生産)」**体制を構築。
→ ケース、歯車、ムーブメントを一か所で製造できる革新的工場だった。
ゼニスは懐中時計ムーブメントで高評価を得て、精度コンクールで数多くの賞を獲得。
ブランド名「Zenith」は“天頂・頂点”の意味を持つ。
ゼニス最大の功績ともいえるのが El Primero(エル・プリメロ) の開発。
世界初の一体型自動クロノグラフムーブメントの一つ。
**毎時36,000振動(ハイビート)**により高い精度を実現。
後に ロレックス・デイトナ(Ref.16520 など)にも採用され、世界的に名声を得る。
クォーツ時計の台頭で機械式時計産業が大打撃。
当時のアメリカ資本の指示で エル・プリメロの製造中止命令が出される。
しかし、技師 シャルル・ベルモ(Charles Vermot) が図面・工具を密かに保管し、ムーブメントを“保存”し続ける →
のちにこの行動がゼニス復活の鍵となった。
ベルモが隠していた設計資料が発掘され、エル・プリメロが復活。
機械式時計ブームと合わせてゼニスは再び脚光を浴びる。
LVMH(ルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー)に買収され、国際的ブランドとしての地位を強固にする。
El Primero 21:1/100秒計測を可能にする超高速クロノグラフ。
Defyシリーズ:ハイテク素材と未来的デザインを採用。
復刻モデル:A384やA386など、ヴィンテージデザインを現代仕様で再現。
ゼニスは現在も自社開発ムーブメントを中心に製造する“真正のマニュファクチュール”ブランドとして高く評価される。
特に ハイビートムーブメントの技術力は世界屈指。
ゼニスの歴史は
「精度への追求」
「機械式時計の危機を乗り越えたドラマ」
「革新を続ける技術力」
によって彩られてきました。
エル・プリメロの伝説はもちろん、現在のDefyやChronomasterシリーズに至るまで、ゼニスは常に時計界をリードする存在です。
⭐ ゼニスが人気の理由
毎時36,000振動のハイビート
クロノグラフの名機として世界中の時計ファンに支持
ロレックス・デイトナにも搭載され品質が証明された
👉 機械式時計史に残るムーブメントを持つブランドは極めて少ないため、ファンからの評価が高い。
ムーブメントを自社開発・自社製造できる数少ないブランド。
1865年から続く一貫生産体制は時計業界でも特異な存在。
👉 “外部ムーブメントに頼らない本物の時計作り”が人気の源。
A386系のヴィンテージデザイン → 時計好きに刺さる王道の美しさ
DEFYシリーズ → 先進的・未来的でモダンな魅力
バリエーションが豊富で、クラシック派からモダン派まで支持される。
👉 「古典」「未来」「スポーツ」「ドレス」すべてを高いレベルで展開できるのが強み。
ロレックスやパテックのようにプレミア価格がつかない。
しかし品質は時計愛好家が認めるハイレベル。
👉 “本物を適正価格で買える”ブランドとしてコスパの良さが評価される。